子供の絵本「ジーザスバイブルストーリー」から、頁72−74
さて、ヤコブにはふたり、おくさんができたわけだけれど、もちろんラケルのほうをことのほか愛した。
「だれもわたしのことなんて愛してないんだわ。どうせ、かわいくも美しくもない、わたしなんて。」レハは言った。
でも、神さまはレアのことをそんなふうには思っておられなかった。だれからも愛されない、だれからもひつようとされないように見えるレアを、逆に神さまはとうべつに愛された。そして、だれにもできないとくべつな仕事をさせようと思われた。いつの日か神さまがこの世界をすくい出す、とくべつな計画をレアの家族を通してなしとげようとお考えになった。
レアは、いつまでも自分のことをかわいそうがってなどいなかった。だって、神さまがとくべつに自分を愛してくださるとわかったから。そうしたらもう、夫が自分を一番に愛してくれなくても、自分が一番美しくなくても、気にならなくなった。わたしをえらんでくれた方がいる、わたしをいつまでも、あきらめずに変わることなく、永遠に愛してくださる方がいるんだって思ってね。
ぜひ、この話しの続きをジーザス・バイブルストーリーから読んで下さい。この絵本は、大人にも、とても良いと思います。
家内の奈帆の研究からレアについてもっと読む:「レア」 人物的聖書研究
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